写真撮影について: 成人式の振袖姿で快適に過ごすコツ

成人式写真撮影で、初めて振り袖を着る方も多いと思います。振り袖は普段着る服に比べて動きが制限されるため、窮屈に感じたり、疲れてしまう事もあるかもしれません。しかし、成人式が終わると振り袖を着る機会はなかなかないものです。振り袖に見合った立ち振る舞いで、美しさにさらに磨きをかけましょう。前撮りや式典当日で快適に過ごすために、知っておきたいポイントをまとめました。

着付け

着付けのときは背筋を伸ばし、肩の力を抜いてまっすぐに立ちましょう。両足を「ハ」の字に広げておくと、帯結びで体がぐらつく事もありません。帯を締めるときは、息を大きく吸って一度止めてから締めると、呼吸が苦しくなるのを防ぐ事が出来ます。深呼吸をして苦しさを感じたら、遠慮せずに伝えて下さい。着付けが終わったら少し足を広げて、足に巻き付いた裾にゆとりを持たせておくと、歩きやすくなります。

歩き方

振り袖を着て普段と同じように動くと、裾が乱れて着崩れの原因になる場合があります。成人式では写真を撮る機会が多いため、一つ一つの動きを意識して着崩れを防ぐ事が大切です。歩くときは歩幅を狭くし、すり足で歩く事を意識しましょう。やや内股気味に歩くと品良く見えます。早歩きをすると大股になりがちなので注意しましょう。

座り方

成人式当日の式典では、椅子に座る事になると思います。和服で椅子に座るときは、振り袖の帯の形を崩さないよう浅く腰掛けるのが基本です。深く腰掛けてしまうと、背中で結んだ帯が潰れてしまうためです。振り袖の両側にある袖は二つに重ねて、膝の上に置きましょう。袖が床について汚れてしまうのを防ぐ事が出来ます。

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